現場管理

建具・家具の製作案件(現場)を登録し、見積から入金までの全工程を一元管理する機能です。

現場管理画面

概要

現場管理では、建具・家具の製作案件を「現場」として登録し、見積の算出から最終的な入金確認まで、 案件のライフサイクル全体をシステム上で管理できます。

各現場には発注者(お客様)、担当設計者、製作スケジュール、進捗状況などの情報が紐づきます。 建具・家具・造作材・パネルといったカテゴリごとの進捗率もリアルタイムで確認できます。

現場の状態

現場には10段階の状態があり、案件の進行に合わせて変化します。

現場の状態フィルター
順番状態説明
1新規登録案件を新しく登録した状態
2積算完了数量・コストの積算が完了した状態
3見積書発行お客様に見積書を発行した状態
4受注お客様から注文を受けた状態
5打合せ中仕様や詳細をお客様と調整中の状態
6製作開始工場で製作作業を開始した状態
7製作完了製作が完了し、納品の準備ができた状態
8納品完了現場への取付・納品が完了した状態
9請求書発行お客様に請求書を発行した状態
10入金お客様からの入金が確認された状態

現場一覧

メニューから「現場管理」を選択すると、登録されている現場の一覧が表示されます。

一覧で確認できる情報

  • ・現場名
  • ・発注者名(お客様名)
  • ・担当設計者
  • ・状態
  • ・全体進捗率
  • ・警告表示(遅延がある場合)

絞り込み

現場名や発注者名で検索したり、状態で絞り込んで表示できます。

現場詳細

一覧から現場を選択すると、詳細画面が表示されます。

基本情報

現場名、種別(建具 / 片桐)、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス

担当者情報

発注者、担当設計者、現場担当者名

スケジュール

見積締切日、製作開始日、製作完了日、取付(納品)日

製作管理フラグ

レールカット完了、面材カット完了、大手貼り完了

メモ・ファイル

メモ、備考、添付ファイル、Google Driveフォルダ連携

進捗管理

各現場の進捗は、カテゴリ別に自動で集計されます。 シートの製作完了・取付完了の状況から、進捗率が自動で算出されます。

カテゴリ追跡項目
建具シート数、完了数、取付数、完了率、見積時間 vs 実績時間
家具シート数、完了数、取付数、完了率、見積時間 vs 実績時間
造作材シート数、完了数、取付数、完了率、見積時間 vs 実績時間
パネルシート数、完了数、取付数、完了率、見積時間 vs 実績時間

各カテゴリで「見積製作時間」と「実績製作時間」が比較され、残りの製作時間や1日あたりの平均製作時間が自動計算されます。 取付時間も同様に追跡されます。

警告・遅延通知

システムは各現場の進捗状況を自動的に分析し、遅延リスクを検知します。

順調です

予定通り進んでいます

やや遅れ

進捗が予定より遅れ始めています

遅れ

進捗が大幅に遅れており、対応が必要です

情報

警告レベルは、残り稼働日数と実際の進捗率(見積時間 vs 実績時間)を比較して自動判定されます。

現場詳細画面には、製作に関わる各種機能への入口が並んでいます。 以下の7つの機能から、案件資料の確認、作業進捗の管理、資材の発注までを行えます。

案件資料

平面図などの資料確認

現場に関する図面や平面図などの資料を閲覧・管理する画面です。 画像やPDFを登録し、画面上で直接書き込みや注釈を加えることもできます。

できること

  • ・登録された図面や資料の閲覧(拡大・縮小・ページ送り)
  • ・画像・PDFの追加、並び替え、回転、削除
  • ・ペン・マーカーでの書き込み(色・太さの変更、やり直し可)
  • ・全画面での編集
  • ・この画面から新しいシートを作成

情報

複数人が同時に編集することを防ぐため、編集中は他の利用者に「編集中」と表示されます。

作業進捗・シート一覧

作業の進み具合を確認し、シートを開く

作業進捗・シート一覧メニュー

この現場で製作する建具・家具・造作材・パネルのシートを一覧で確認し、 種別ごとの完了率を把握できます。

表示される進捗率

種別内容
全体全シートの合計完了率
建具建具シートの完了数 / 全数
家具家具シートの完了数 / 全数
造作材造作材シートの完了数 / 全数
パネルパネルシートの完了数 / 全数

できること

  • ・種別や完了状態で絞り込み表示
  • ・各シートの製作工程ごとの完了状態を確認
  • ・シートの新規作成・詳細表示・編集
  • ・シートに紐づく図面の確認・書き込み

面材・アクリル(カット表・数量管理)

カット表の登録や発注数入力はこちら

面材・アクリルメニュー

面材やアクリル板のカット表を管理し、発注数量の入力を行う画面です。 カット表は、大きな板材からどのように部品を切り出すかを示した図面です。

できること

  • ・カット表の登録・閲覧・並び替え
  • ・シートごとに使用する面材の一覧確認
  • ・「カット完了」の記録(完了後に使用枚数を入力)
  • ・カット後の端材を在庫として登録
  • ・面材の発注数量を入力・保存

大手(数量管理)

発注数入力はこちら

大手(数量管理)メニュー

大手(縁貼りテープ)の使用量を確認し、発注数量の入力を行う画面です。 各シートで使用するテープの種類と数量が集約されて表示されます。

できること

  • ・シートごとのテープ使用量を一覧で確認
  • ・全シートの合計使用量を確認
  • ・「大手貼り完了」の記録(完了後に端材の在庫登録が可能)
  • ・テープの発注数量を入力・保存

レール・その他(カット表・数量管理)

カット表の登録や発注数入力はこちら

レール・その他メニュー

レールやその他のカット材について、カット表の管理と発注数量の入力を行う画面です。 面材と同様に、カット表の登録からカット完了、端材登録までの流れを管理します。

できること

  • ・カット表の登録・閲覧・並び替え
  • ・シートごとに使用するレール材の一覧確認
  • ・「カット完了」の記録(完了後に使用本数を入力)
  • ・カット後の端材を在庫として登録
  • ・レール材の発注数量を入力・保存

資材の発注管理

全資材の発注はこちら

資材の発注管理画面

この現場で使用する全種別の資材を集約し、まとめて発注できる画面です。 各シートや数量管理画面で入力された資材情報が、種別ごとに一覧表示されます。

表示される資材種別

  • ・金具(シートから自動集約)
  • ・カット(レール・その他)(数量管理画面で入力)
  • ・大手(数量管理画面で入力)
  • ・面材・アクリル(数量管理画面で入力)
  • ・塗料(シートから自動集約)
  • ・ガラス(シートから自動集約)
  • ・その他(シートから自動集約)
  • ・特注資材(シートから自動集約)

発注の方法

発注依頼 — 管理者の承認を経てから発注先へ送信する通常の流れです。

承認を省略して発注 — 急ぎの場合に、承認を省略して直接発注します。既定の発注先が設定されている資材のみ利用できます。

現場内資材一覧

この現場で使用する資材一覧

現場内資材一覧メニュー

この現場で使用するすべての資材を横断的に検索・確認できる画面です。 資材が現場に届いたかどうかを記録する「格納チェック」機能も備えています。

できること

  • ・品名、品番、種別、発注/在庫区分などで絞り込み検索
  • ・各資材の発注数量・発注状態を確認
  • ・資材が現場に届いたことを記録する「格納チェック」
  • ・格納チェックした人と日時の記録

格納チェックとは

発注した資材が実際に現場に届いて保管されたことを記録する機能です。 誰がいつ確認したかが記録されるため、資材の受け入れ管理に役立ちます。

現場の登録

  1. 1

    現場一覧画面を開く

    メニューから「現場管理」をタップします。

  2. 2

    新規登録

    「+新規登録」ボタンをタップします。

  3. 3

    情報を入力

    現場名、種別、発注者、担当設計者、スケジュールなどの情報を入力します。

  4. 4

    保存

    「保存」ボタンをタップして登録を完了します。Google Driveフォルダも自動で作成されます。

CSV取り込みで一括登録

「+新規現場」からCSV取り込みを利用して、新規現場とシートをまとめて作成できます。 シート数が多い現場では、入力作業を大幅に削減できる便利な方法です。

これまでDoorsをご利用のユーザー様はCSVデータを活用した登録が可能でしたが、 CSVデータを簡単かつエラーなく編集できる方法もご案内しています。

CSV取り込みで新規現場・シートを簡単登録する方法【SmoothCSV解説】

CSVテンプレートのダウンロード

以下のCSVテンプレートファイルをダウンロードしてご利用ください。

推奨ツール:SmoothCSVについて

CSVデータを作成、編集し、Kiinnovatorへ取り込むには、CSV編集専用の無料ソフト「SmoothCSV」の使用を推奨します。 Excelなどで直接編集すると文字コードやフォーマットの問題が発生する場合がありますので、必ずSmoothCSVをご利用ください。

ダウンロード:https://smoothcsv.com/ja/
対応OS:Windows / macOS

Windowsでインストール時の注意

Windowsでインストールした際に「WindowsによってPCが保護されました」という画面が表示されることがあります。 その場合は「詳細情報」をクリックすると「実行」ボタンが表示されますので、「実行」をクリックしてインストールを進めてください。

編集時のルール(必ずお読みください)

STEP作業内容
1現場名(project)必須
必ず現場名を入力してください。
2種別名必須
Kiinnovator側で登録されている種別名(例:「家具」「建具」など)と同じ文言を入力してください。
3符号必須
符号は必須入力です。この列は空欄(未入力)にできません。必ず何らかの符号を入力してください。
4その他の項目
上記3つ以外の項目(名称、サイズ、備考など)は、必要に応じて自由に追記・修正して構いません。

操作手順

  1. 1

    ファイルを開く

    SmoothCSVを起動し、SmoothCSV内でCSVファイルを開きます。

  2. 2

    データを編集する

    画面上のセルをクリックし、データを編集します。

    確認事項

    • ・種別はKiinnovatorの設定と同じ文言になっているか確認
    • ・符号はすべて入力されているか確認
    • ・現場名(project)が入力されているか確認
  3. 3

    保存する

    編集が完了したら、画面左上の保存をクリックします。

現場情報CSV(project_現場情報)

現場の基本情報を入力するCSVファイルです。1行で1つの現場情報を登録します。

列名必須説明
現場名必須登録する現場の名称
社内担当者社内の担当者名
現場郵便番号現場の郵便番号
現場住所現場の住所
発注者名発注者(お客様)の名称
納品日納品予定日
発注担当者名発注先の担当者名
連絡先電話番号連絡先の電話番号
連絡先メールアドレス連絡先のメールアドレス
連絡先FAX連絡先のFAX番号
備考その他の備考・メモ

シート情報CSV(sheets_シート情報)

各シートの情報を入力するCSVファイルです。1行で1つのシート情報を登録します。

列名必須説明
種別必須Kiinnovator側で登録されている種別名と同じ文言(例:「家具」「建具」など)
形式シートの形式(片開き、片引き、両開きなど)
符号必須シートの識別符号(空欄にできません)
室名設置先の部屋名
家具名称家具の名称(家具の場合)
見込み見込み寸法
張範囲張り範囲の指定
設計採寸・外寸(高さ)設計採寸または外寸の高さ
設計採寸・外寸(幅)設計採寸または外寸の幅
外寸(奥行き)外寸の奥行き(家具の場合)
数量・台数製作する数量または台数
製作時間製作にかかる見積時間(負荷予測ON利用時)
取付時間取付にかかる見積時間(負荷予測ON利用時)

よくある質問(FAQ)

Q. シートは増やせますか?

A. はい、下に行を挿入で行を増やすことが可能です。

Q. 製作時間、取付時間とは?

A. 負荷予測ONの場合は製作時間、取付時間を入力すると、負荷予測へ反映されます。

雛形として保存・再利用

編集したCSVデータは雛形として保存し、再利用することも可能です。 現場ごとの登録作業を、より効率的に行っていただけます。